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小さな取り組みから得た変化

昨年一度だけ訪問させて頂いた園の先生方と、
久しぶりにリモートでお話する機会がありました。
「あれから何か変化はありましたか?」という問いかけに
「お弁当の日」の取り組みについてお話してくださいました。

紹介してくださった写真には、川を覗き込んでいる子どもたちの様子。
「一人の子が『お弁当の日、川のコイに餌をやりに行きたい』って言い出して。そしたら、他の子も『いいね』って盛り上がって。この日の行き先は子どもたちが決めたんです!」
先生が子どものことを誇らし気に語る姿が、とても素敵でした。

それまでは保育者が計画を立て決めていたお弁当の日の行き先でしたが、
今では、子どもに投げかけて、一緒に当日の過ごし方を考えるようになったそうです。
「子どもからこんなに意見が出ることに驚きました。」
「ちゃんと他の人の意見も聞きながら、相談して決められるんだなって。」
子どもへの「驚き」と「リスペクト」を実感しながら語る先生は、
「保育が楽しくなってきたんです」と話してくださいました。

「お弁当の日の行き先を、子どもと一緒に考える」
誰でも挑戦できる、ちょっとした取り組みですが、
「子どもの見方」「計画の捉え方」「保育の楽しさ」など
さまざまなことにプラスの変化をもたらしたことが伝わってきました。

取り組みのその後を伺うのが、今から楽しみです。

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