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語りたくなっちゃった園長先生たち

昨年に引き続き参加させて頂いている益田市保育研究会の施設長研修会。
全3回で、各園の実践を語り合いながら進めています。

今年のテーマは「地域・社会にひらく」

それまでも一生懸命保育をしてきたけれど、
「地域にひらく」「社会とつながる」という視点は、あまり持てていなかったかも…という気づきと、「地域全体で保育を開きあって、互いにより良くなっていこう」という考えから、
このテーマで研修をスタートしました。

第2回のこの日は、各園の取り組みをグループ内で語り合うことに。
すると、さまざまな取り組みが共有されました。

「散歩に出ていって、とにかく出会った人に積極的に声をかけるようにしてみた。ちょっと勇気を出して『何してるんですか?』と話しかけると、お仕事のことをお話ししてくださったり、育てている野菜を見せてくださったり、実際に野菜を収穫させてくださったりと、色々な出会いにつながることを知った。」

「まずは私たち保育者が地域の魅力を知る必要があると考えて、大人だけで散歩に出掛けてみた。実際に行ってみると、子どもにとって魅力的な場所がたくさんあることに気づけた。訪問先で出会った方に、子どもたちや園の話をさせてもらうと『ぜひきてね』と温かい声をかけて頂けて、もっと地域と繋がりたいと感じられた」

「“この地域だからこそできる遊び”を、保育者が各自で考えて、提案し合う会議を持った。各自面白い遊びを提案したので、それを1つひとつ保育の中で実現している最中。保育者が面白がってやっていると、自然と興味を持って参加する子どもの姿も出てきている。」

「ドクダミの花を見つけたことがきっかけでお茶作りに繋がった。でもお茶の作り方が分からなかったので、近所のお茶屋さんに相談に行ってみた。子どもたちは何度もお茶屋さんとやりとりしながら、お茶作りを実現することができ、お茶屋さんの方にも親しみを感じるようになっている。」

「子どもたちが神楽に興味を持っていたので、地域の神楽団の方に園に来て頂いた。熱心に教えてくださる姿に、子どもたちも真剣に学ぼうとする姿が生まれ、難しい技も嬉しそうに演じていた。」

ここには書ききれない程、それぞれの園の取り組みが魅力的でした。

そして、自園の取り組みは勿論、
グループワークで聞いた他園の取り組みを「すごいですよね!」とお話ししてくださる方もいらっしゃり、地域全体で学び合うって、なんて素敵なことなんだろうと感じました。

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