保育実習について考える
ある大学の実習指導Ⅱの授業に
参加させていただきました。
責任実習のことを中心にお話をさせて頂いたのですが、
終了後、何人かの方が手をあげて質問してくださいました。
質問は、子どもにどう関わったら良いのか、あるいは、遊びの中でどう子どもの面白がっていることを見取れば良いのか等、様々なものがありました。
でも共通していたのは、「前回の実習で難しいと感じたこと」という点でした。
私なりに回答させて頂きましたが、
正直なところ、そうやってみんなの前で、
前回の実習を振り返り、自分が難しいと感じたところや、不安に感じていることを、言葉にして言える…その時点で、もう既に前に進んでいらっしゃるなと感じました。
なので、本当に、お一人お一人のことを、すごいなと感じたのでした。
また、責任実習の話の中では
「“上手くいったという結果”よりも、“子どもの姿から考えたというプロセスを経験する”ことにチャレンジしてみてね」とお話をしました。
これは、実習先の視点も、大事になってくるお話です。
“実習”は、学生さんだけでなく、受け入れる園側も、学ぶチャンスなのかもしれません。