茨城県の保育園さんからのリクエストで「子どもへの言葉のかけ方」というテーマの園内研修をさせて頂きました。事例を交えながら、子ども理解やそれを踏まえた関わり方などをお話させて頂きました。

日々忙しい保育現場では、
どんなに子ども一人ひとりのことを大切にしようとしていても
ふとした場面にかくれている「子どもの思い」に気付けず、その瞬間を逃してしまうことがあります。

私自身も、１日を終えたときに「ああ、あのときこうすればよかった」「なぜ、あんな言葉しかかけられなかったのか」と自分の保育を反省することが沢山ありました。

でも、今は、そんな先生方と出会う度に、
そうやって振り返る時間が、次に出会う子どもにとっていかに大切であるかを感じます。

言葉は、自分の中にある「思い」が作り出すものだと思います。
たとえその日うまくいかなくても、
子どもにとって何がよかったのか、反省したり、迷ったりしているその時間が、
次の言葉につながる保育者の「思い」を育むのだと思います。

研修の終わりに、先生方が日頃の悩みや葛藤を語ってくださいました。
そのお話を聞きながら、毎日、真摯に子どもに向き合っている先生方の姿勢を感じ、学ばせて頂きました。

〜園長先生より　研修の感想をいただきました〜

　保育現場で主体的に活躍されてきた佐伯先生の言葉は、先生たちの共感と共に心にもすんなりと染み渡っているのを感じました。これからも、子ども達の未来のために、「今」にしっかり向き合い楽しく育んでまいります。
ありがとうございました！！