昨年度から関わらせて頂いている法人さんでは
定期的にクラス会議に参加させて頂き、子どものことを語り合う機会を持っています。

初めは「今、クラスではどんな遊びが盛り上がっていますか？」「Aちゃんはどんな遊びが好き？」と尋ねると、シーンとなることも多かった先生方でしたが、
回を重ねる毎に、一人ひとりの子どもの姿を嬉しそうに話される姿に変化してきました。

先日も「転がるボール好き」のAちゃんのためにガチャガチャの容器に鈴を入れて出したところ、予想通り転がるのを追いかけるAちゃんの他に、箱に開けた穴に入れて楽しむB
ちゃん、手に取り振って音を楽しむCちゃんの姿があったと、話してくださいました。
そしてその話は「だから、今度は、こんな環境出してみるのはどうだろう？」という「子どもの姿をベースとした計画」の話に続いていきました。
更には、そんな日常をそのまま記録した「クラスだより」も発信されたことをお話ししてくださいました。

昨年度の初め「子ども主体ってなに？」「やってみたいけど、できるか不安」と話されていた先生方でしたが、
子どもの面白がっている世界を「思わず語りたくなっちゃっている“現在”のお姿」に、
最大のリスペクトを込めて、思わずニヤニヤしてしまう私なのでした。