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「それいいね」という言葉の力

子どもの主体性を尊重した保育を目指そうと
1年間頑張ってきた法人さんの保育者さんが、
こんなお話をしてくださいました。


「私は子どもの頃、ずっと画一的な保育や教育を受けてきました。
それが当たり前だと思って、大人になりました。
だからこそ保育者として『子ども主体』という言葉を理解できるか不安だったし、
“子どもベース”という人たちが園に入るって言われた時は、正直、怖かったんです。」と。


素直に語ってくださったことが、本当にありがたく、嬉しく感じるのと同時に
その不安や怖さも含めて、共に前に歩んできてくださったことに感謝の思いが込み上げました。


そして、お話はこんな風に続きました。
「でも、『これでいいのかな?』と思う度に『それでいいんだよ!』と受け止めてもらうことで、
安心につながって、やってみようっていう気持ちになれたんです」と。
そう話す保育者の方は、今では、子どもの声を聞こうと意識を持ちながら、
日々、保育に向き合っていらっしゃいます。


勇気を出して声を上げた時、挑戦した時に、「それいいね」と誰かに言われることが、
安心感や、自信、更なる意欲につながるのだと改めて学ばされたような気がしました。
そしてそれは、保育者の話でありながら、子どもに対しても同じことが言えるのだと感じました。

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