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広島県私立幼稚園連盟ニューリーダー研修

広島市にてドキュメンテーションの研修を行いました。
後半のワークでは
各自用意した子どもの写真を使って実際にドキュメンテーション作りに挑戦。

ワークの時間は20分間。
「たった20分!?」「えー、無理かも!」
…悲鳴にも似た声が聞こえていましたが、作り始めたらその悲鳴はどこへやら。
自慢の写真と文章で、子ども一人ひとりの素敵さや成長の瞬間、
大人には真似できない発想や試行錯誤のプロセスなど、
保育の中で見えてきた様々なドラマが見事に記録されていきました。

ワーク中に各テーブルを歩いていると
「先生、この子ね…」「この写真見て!」「この子の遊び方、面白いでしょう?」と
写真を使いながら次々と語り始める受講者の姿があちらこちらで見られました。
そしてその語りを踏まえてもう一度ドキュメンテーションを見てみると、
そこに描かれたドラマや保育者の思いが更に深く理解できました。

「〇〇をしました」という状況説明や事実の記録で終わるのではなく
子ども一人ひとりの物語を綴ることで初めて豊かな記録になること、
そしてそれは「対話」を生むツールになり得ること、
その「対話」があることでコミュニティが生まれること、

ワークにいきいきと取り組む受講者のお姿から
写真の活用やドキュメンテーションの意義を
改めて学ばせて頂いた時間でした。

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