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問い続けるということ

ある園に巡回訪問に行かせて頂いた日。

子どもの素敵な瞬間をいつものごとく
パシャパシャとカメラで記録していました。
その写真を使ってフィードバックをさせてもらい、
巡回訪問は終了。
帰り支度をしていると、
主任先生が話しかけてくださいました。

主任先生「先生の写真、すごく良いですよね」
佐伯「えー!本当ですか?嬉しい!」
主任先生「どの写真も素敵なのは、きっと子どもを見る視点があるからですよね」
佐伯「あー、それは、ちょっと、そうかも…」
主任先生「写真を撮ることで、子どもを見る視点そのものが深まることにもつながるかもしれないですよね」
佐伯「私はそう思っています。」
主任先生「やっぱりそうですよね。写真、いいなーって思っちゃって…。」

実はこの園ではこれまであまり写真を保育に活用することを積極的に行なってきませんでした。
園の考え方、大切にされていることは様々なので、それ自体は良いと思っていたのですが、
2回目の巡回訪問のこの日、主任先生のお話からは、それまでNGだと思っていたものの
「可能性」を探ろうとする思いが伝わってきました。

思いを持って熱心に保育に携わってこられた主任先生が、
自分のやってきた保育の当たり前に対して「本当にそうかな?」と問いを持ち続ける姿、
「更に保育を良くしたい」と探求し続けようとされる姿に、
ただただ、すごいなぁと感じた出来事でした。

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