今年度も益田市キャリアアップ研修を無事終了しました。

往還型研修というスタイルをとるこの研修は全５回。
各自が定めたチャレンジテーマに取り組みながら、
グループワークでの語り合いを重ねて、学びを深めていきました。

10月に行った最終回は残念ながら完全オンライン実施になりましたが、
「オンラインの壁」を軽く乗り越えてくださった受講者の方々。
それぞれの取り組みの中で見えてきた成果を、熱く語ってくださいました。

―ポスター発表の中で聞かれたコメントを少しご紹介します―


「テーマは環境だったのに、やり始めたら色んな要素が絡んできて、ドキュメンテーションにも、
一人の子ども理解を深めることにも繋がっていった」

「“遊べない子ども”のことを見る自分の目が曇っていることに気づいて苦しくなったけど、
同僚に話をしたら、その子の良いところを沢山教えてもらうことができた。同僚と話したことで、
どの子にも素敵なところ、良さがあることが見えるようになってきた」

「以前はドキュメンテーションを書くのが負担だったけど、今は書きたいことがどんどん出てきて、
楽しみながら気軽に書けるように変化した」

「誕生会を子どもと一緒に考えて進めてみることにしたら、予想以上に子どもが色々考えられるということが見えてきて驚いた。この子どもの姿を園内で共有する中で、他の行事ももっと子どもと一緒に作りたいという話になっている」

「調理室から飛び出して子どもと触れ合う時間を持ったら、これまで見えてこなかった子どもの姿が見えてきた。担任の先生と子どものことを語り合いながら食育の取り組みを考えるようになった（調理担当）」

「初めは“気になる子”だと思っていた子どものことを、チャレンジテーマを進める中で注目して見るようにしていたところ、気づけばその子のことが大好きになっていた」

…書ききれませんが、受講者の皆さんのチャレンジから、
沢山の学びをいただきました。
いきいきと語る保育者の方々と共にした時間は、
心からワクワクしたひとときでした。
ありがとうございました。