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本当は楽しい保育のおしゃべり

保育者間の連携の大切さについて話をして欲しい…という依頼をいただき、
ある保育園でプチ勉強会を開きました

勉強会といっても
メインは子どものことを語ること。

新卒1年目の先生から長く経験を積まれた園長先生まで、
さまざまな年代、経験値の方が参加されました。

「1人3分間話すよ」と声をかけると
「え!」「長すぎる!」「緊張する」と口々に話されていた保育者の方々でしたが、
いざ、話し始めると、皆さん、語る、語る、語る!
タイムオーバー連発で語り合いが進んでいきました。

また、エピソードをもとにその後の計画を考えるワークでは、保育ウェブを活用しました。
「今、こういうことを楽しんでいるってことは…」
「こういう遊びにつながるかも」
「だったら、こんな素材があったら良いかも!」
気づけばベテラン勢に混じって、新卒1年目の保育者の方が楽しげに次々と語る姿がありました。
笑いに包まれて終わった勉強会の終わりに、感想を聞いてみました。

「普段、記録書いたり、計画立てたりするのはすごく苦手だけど、今日は楽しかった」
「実際の子どもの姿から計画を考えると、いつもより考えやすかった!」
嬉しい感想がたくさん聞かれました。

今回は勉強会という形でしたが、
日常の中にこうした「おしゃべりタイム」がちょこっと生まれていくだけで、
先生方の関係性が更に深まり、語り合う風土が園の中に広がっていくのではないかと感じました。

「さあ、会議を開きましょう」も大事だけれど、
「ねえねえ、面白いことあったから、聞いて!」

そんな声から始まる語り合いこそ、
保育の質を支えるのかもしれません。

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